液晶パネル製造装置向け中型アルミスペーサー
品名 | 液晶パネル製造装置向け中型アルミスペーサー |
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製品分類 | スペーサー |
材料分類 | アルミ |
材料 | A5052 |
加工分類 | 機械加工 |
業界 | 電子・半導体 |
月産数 | 3 |
サイズ | φ480 |
板厚 | 13mm |
概要
こちらの製品は液晶パネル製造装置向け中型アルミスペーサーの事例です。この部品は、非常に薄く、平面度や並行度に厳しい仕様が求められています。
そこで当社では、5軸制御複合立型旋盤VTM1200を使用して高精度な旋盤加工を行い、その後に穴やタップ加工を施しました。加工対象の部品のサイズ・板厚は13mmです。
この事例は既存のお客様からの案件で、心臓部に近い重要な部品であるため、高精度な加工が求められました。
当社の強みは、中型の高精度丸物加工にあります。通常であれば2工程が必要な加工ですが、当社ではドリル・タップ・リーマ加工を1段取りで対応することが可能です。
また、低コストでの対応が求められたため、研磨レスで挑戦しました。多少の難しさはありましたが、段取りや工具(刃物)の工夫によってこれを見事にクリアしました。
加工の精度を保つためには、中央の穴から外周の同軸度、各穴の位置度を達成する必要があり、機械を高精度に保つことや工場の環境を恒温に保つことが最低条件です。
当社はこうした高精度・高難易度な条件での製作にも力を入れており、その成果を自負しております。
製品が薄物であるため、平面度を出すことには特に苦労しましたが、アルミ加工が得意な社員によってこの課題もクリアしました。
今後もより確実に精度を達成することを目指していきたいと思います。アルミの高精度加工は泰東精密にお任せください。